ロシア市場:政府が買い支えか 20日(木)のMICEX市場は、原油価格、海外株の下落を受け、続落して始まったが、引け前にかけて買い戻される展開となった。この日はMSCI新興国株指数が-5.2%、欧州ダウ平均が3.6%など海外市場の下げが大きかった。また、ウラル原油が3年5ヶ月ぶりの安値水準となるバレル当たり46.28ドルまで下落したことを受け、エネルギー株を中心にロシア市場も売られる展開に。現地時間11:05(日本時間17:05)にはMICEX市場が、現地時間13:35(日本時間19:35)には RTS市場が、急落による1時間の取引停止に。一時は MICEX指数が-9.8%、RTS指数も-8.9%まで下げる場面も見られたが、引けにかけて持ち直し、それぞれ-4.4%の 533.70ポイント、-7.4%の561.14ポイントで取引を終了した。現地情報筋によると、この日の引け前の戻しは、政府が国営のロシア開発対外経済銀行を通じ、石油大手ロスネフチ(ROSN)、銀行大手VTBバンク(外国貿易銀行:VTBR)などに対する株式買い支え策を実施したことによるとみれれる。これにより、ロスネフチは一時、-10.3%まで下げたが、-2.0%で取引を終了。VTBバンクも-9.2%の安値まであったが終値は-1.9%だった。このほか、指数構成30銘柄のうち石油大手ルクオイル(LKOH)のみが+0.1%と、小幅ながら上昇。なお、ウラル原油はロシア市場の終了後に、バレル当たり43.73ドルまで下落しており、本日の株式市場に影響を与える可能性も。
-2009/01/06 AM11:25(jp)
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