ロシア市場:原油価格の上昇は追い風に 29日(月)ロシア株式市場は薄い商いが続いた中、原油相場の活発的な値上がりがポジティブなムードを与えた。 MICEX 指数+3%、989.30ポイント、RTS指数-0.42%、 951.46ポイントとなった。原油相場の71ドル台までの値上がりは石油株上昇を誘導した一方、7月1日から1トン当たり155.5ドルから212.6ドルまでの輸出税引き上げは活発な上昇に歯止めをかけた。ルクオイル(LKOH)+2%、ロスネフチ(ROSN)+3.5%、タトネフチ(TATN3)+7.4%と値上がり。ガスプロム(GAZP)側はアゼルバイジャンのShah-Deniz-2のガス田から天然ガス優先販売権を獲得して、2010年明けに販売量は5億㎥となる見通し。これを好材料に同銘柄は+4.8%と値上がり。ノヴォリペツク製鉄(NLMK)+10.5%と上昇率首位に、ノリリスク・ニッケル(GMKN)+5.9%と値上がりは目立っている。世界鉱工業生産の回復の見通しは鉄鋼・非鉄金属株の上昇の追い風。VTBバンク(VTBR)の株主総会では今年赤字が避けられないと発表された。900億RUB相当の追加発行の売出し価格は今年8月に発表する予定。これを背景に同銘柄は市場より弱い、+0.3%で引けた。石油株を中心に上昇に転じたロシア市場は原油相場の好調を背景にMICEX指数が1000ポイントを突破する可能性がある。